介護職では、どうしても忙しい状況などに対して残業がともなってくる可能性があります。
しかし、その回数やどの程度の残業時間なのかは、勤務先によって異なります。
現実においては、介護職で残業をしている人は少ないようです。
特に非正規雇用の人にいたっては全くしない人も多く、管理職などの責任ある立場の人に発生してくるのが実態とです。
これは、介護施設での勤務や訪問介護の勤務などどんなサービス形態でも、あまり差は見られません。
介護職では全体の7~8割近くが、定時で終わっている調査結果もあるようです。
けれども、中には労働環境があまり良くないところもあるため、全てが定時で帰れるわけではありません。
そういうところは、残業が当たり前のように行われている場合もあり、ひどいところでは賃金がつかないこともあったりします。
介護職は人材不足の状況とはいえ、労働環境がままならないと言った点があることは大きな問題点です。
改善策としては、上司に相談してみるか、非正規雇用での働き方を望むという方法もあります。
さらに、これから介護士として就職する場合は、求人票の問い合わせや、面接のときにでもそのことについて詳しく聞いてみるようにすると良いでしょう。
働く人には育児や家事などで早く帰らなくてはいけない人も多いため、あえて事情を話しておくことをおすすめします。
会社の方針に無理に合わせてしまうと、それが当たり前となってしまい、かえって仕事が続かなくなる場合もあります。
無理をせずに上手く続けていくためにも、自分やその家族を優先させることも必要です。